青少年育成団体の理不尽な思い_その9

続き

A氏「そういやさあ、最近は昔じゃありえないくらい言葉狩りやっているやん?」

私「確かに表現方法というか言葉使いというか…、かなり制限を感じますよね…。お笑い番組とかアニメとかマンガくらいでしょうかね?ムチャクチャ言ってるの……。」

A氏「じゃあさあ…○☆っていうのどう言えばいい?たとえば○く○○○とか○ー○○ー○とかw」

私「なんか余計酷くなってませんかw」

A氏「じゃこれは?○○に特化したやつだけどSMFB」

私「なんですそれ?」

A氏「ああ、頭文字だけ取っただけだけどさ、これだけじゃみんなカッコいいって思うだろw」

私「はいはい、全部聞かない!全部聞かない!」

A氏「それとメラビアンの法則って知ってる?」

私「いえ知りません。」

A氏「メラビアンの法則とは、人と人がコミュニケーションを図る際に、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で、相手に影響を与えるという心理学の法則だよ。」

私「そんなのあるんですね。っていうかAさん心理学好きですね。」

A氏「ってか今の時代ノンキネティックだよ。根性論の時代は廃れているよ。」

私「それは聞いたことありますけどAさんの考えとなんか矛盾している感じがしますよ。」

A氏「俺のは根性論と心理戦のハイブリッドや!」

私「ハハハ…。Aさんらしいですよw」

A氏「そのメラビアンの法則で件の○○を見てみると……。ダメだこりゃって感じなのは明白だよ。いくら中身が大事といってもな、最初の段階でつまずいたら盛り返すの大変だよ。それに○○は中身は残念賞ものだよ。第一、面接なんかがそうだろ?スマートネスとはよくいったもんだ。」

私「そうですね。印象悪いですね……。」

A氏「そんなのいたら周りがかわいそうだし、○○を見ている小さい子がかわいそうだしモチベーションが下がって組織の崩壊につながる。周りがいくら○○がかわいそうって言ってもな、それを改善しようとする人がいないとダメだ。」

私「確かにそうですね。」

A氏「おまけに○○○○で○☆で□○×は△▽▲て回収するのが手間かかるし……。いいことなかった……。」

私「それで○○を個別に面倒みる人もいなければ近くにAさんが相談にのる人もいなかったと……。ふう……。」

A氏「それからなあ話変わるけど、団体が公園で何かやる時申請が必要って知ってた?」

私「う~ん、団体とかイベントの規模によるかなあと……。え!?」

A氏「細かいこと言うと、場合によっては団体が公園内を通過するだけでも文句言われるで。」

私「そうなのですか……。知らなかった。」

A氏「あれこれ調べたら申請書類のダウンロードページを発見したんや。」

私「へえ……。そうなのですか……。」

A氏「俺が何が言いたいかわかるかい?」

私「…………。さあ…………。何なのですか?」

A氏「わからなかったらいいよ……。」

私「ちょ、ちょっとそりゃあないっすよ!」

A氏「いやいや。どこから漏れるかわからんからな。この事を誰にも言わないネットにも書かないって誓ったら教える。」

私「は、はあ……。」

いろいろ聞いた。これは事件性はないと思うけど書けない。

A氏「あまり極端で大げさなことはやらないつもりだけどな。すぐ俺だってわかってしまったら困るし面白みがない……。」

私「ハハハ……。」

A氏「ちょっと厳しいけど変装でもして近寄って見るっつうのもありかなw」

私「ヒマなんですか!」

A氏「気が向けばの話wっていうか、俺のマイブームは寺社巡りやw」

私「そうですか…。どうして寺社巡りなんです?」

A氏「徳を積む……。それだけ……。」

この人のことだから何か考えているんだろう……。まさかね……。

私「Aさん……。こういうのもなんですが……。心残りっていうかなんというか……。」

A氏「はあ?」

私「い、いやあ…。Aさんの願いが叶ったらいいですね…。」

A氏「あ、ああ。そうだな……。次私君と会う時君が知っている俺じゃないかもよ。俺はこの時間軸にいるつもりないから……。」

私「Aさん訳わかんないこと言わないでくださいよ!」

A氏「いやいや……。まあ、いろいろね……。ってか昔に戻りたいよ……。」

私「気持ちは分かりますけど変なことしないでくださいよ!」

A氏「俺は別に首を吊るとか言ってないで。ただ昔のように楽しく活動したい……。それだけ……。」

私「はいはい。で……、Aさんうちの地区で指導者やります?話通しますよw」

A氏「気持ちは嬉しいけど、私君の地区までだいたい片道300キロ離れてんぞ?」

私「冗談ですよwでもAさんならどこかでできますって!」

A「ありがと。ほとぼり冷めて余所行ってもしばらくはわからんだろう。ま、できたらの話だけど。」

私「Aさん……。本当は未練あるんでしょ?特に小さな頃からやっている人とか……。」

A氏「……。」

私「Aさんの名誉は回復しますよ……。その人に光を与えたんでしょ?」

A氏「………。そうだな……。でも……。本当に昔に戻りたいよ……。」

私「私は何もできないですけど……。逆転できる何かあると思いますよ。」

A氏「私君……。ありがとう……。」

 

我々は店を出て再開を約束して帰路につく……。

昔では当たり前のことができない現代は、我々の年齢ではキツい時代になってしまった……。昔は厳しくても面白かったな。楽しかった。嬉しさがこみ上げて達成感もあった。何かあっても喧嘩両成敗っていうかカラッとしていたし陰湿すぎたイジメはあまり聞かなかった。喧嘩なんて今の時代からしたら幼稚レベルだったかもな。

最近、我々の世界でも昔は聞かなかったパワハラで処分のニュースが目立つ。降格処分とか懲戒免職とか……。何が原因?といっても様々だろうけど、やはりお互いの人間の持つ素質なのかなあ?そういった対処みたいなのを教育したりしているけどまだ不十分だと思う。A氏の問題もA氏だけの問題ではなく周りがどうだったか?見て見ぬ振りしていたりわかっていながら何もやらない。これでは問題が起こるのは当然だと思う。我々の世界では大したものではないけどその分野において教育もそうだし勉強会というかディスカッションもする。その○○○○○○○の大元というか本部も子どもを守るだけでなく指導者を守るというか防止施策はどうだったか?草の根で努力しろってのはノウハウないからやりようがないと思う。定期的に勉強会とか教育とか開催すべきじゃなかったの?それに、今の時代子どもたちが少ないから猫も杓子も入れたいってのは分からなくはないけど導入に時間をかけるべきかな?特にあの部門は……。もし、出来杉君みたいなパーフェクトな子どもが入っていたら申し分ないのだけどそんなのごく稀だ。件の○○……。A氏にスマホの画像見せてもらって人物像を聞いたけどよろしくないね。そりゃA氏がキレるのも無理ない……。

A氏の言っていた「もし」とか「たられば」ではないけれど、周りがA氏に対して何か助言していたり、面倒みる人を追加していたら、A氏の事案は起きなかったのではないかと思われる。再発防止は指導者全員が違う部門の子どもも注意深く見る必要があるかな?それか支援する。できたら○○みたいなのは入れない方がいい。それに入れる前に説明や面談に時間をかける必要があったと思う。

後の祭りというか、やっちゃったことは仕方がないけど世の中が変わりすぎた。今は自分のことしか考えていない世の中になった……。イメージが定着していて野球やサッカーに子どもが流れる理由も納得できる。それにしても○○○○○○○って説明するのが難しい。だってみんな勘違いしているんだから……。ましてや○○の親御さんみたく遊び場所とか託児所と勘違いされては困る。

改めて○○○○○○○の実態を知ってもらいたいのと、会話を思い出しながらA氏の名誉回復を祈るため長期に渡ってこのブログに記録した。多分このブログ見てピンときた関係者の誰かがA氏に詰め寄るかもしれない。でもおもいっきり伏せ字にしているから、あなたはどうしてそう判断したんだ?とか勝手な想像で動くな!物喋るな!ってA氏は言うだろう。

そしてA氏は絶対こう言う「知らない」って……。

あまり詰め寄り過ぎたら……。逆転されますよきっと……。